- じんじょう
- I
じんじょう【刃傷】⇒ にんじょう(刃傷)IIじんじょう【尋常】※一※ (名・形動)〔「尋」は八尺, 「常」はその二倍の意で, わずかな長さ・広さを表す〕(1)特に変わった点のない・こと(さま)。 あたりまえ。 並み。 普通。
「~の手段ではうまくいくまい」
(2)特に悪い点がなく, 普通な・こと(さま)。「~な顔立ち」
(3)振る舞いなどが見事なこと。 見苦しくないこと。 また, そのさま。 殊勝。「いざ~に勝負しろ」「~に白状しろ」
(4)人柄が素直で品のよい・こと(さま)。「まことに~なる女房, 装束もやさしき体なる/沙石 7」
(5)かなり立派なこと。 かなりな程度のこと。 また, そのさま。「よき馬に~の鞍置きて/今昔29」
※二※ (名)「尋常小学校」の略。III「~三年」
じんじょう【尋承】〔「じんしょう」とも〕案内すること。 また, その人。 尋所。IV「親家を西国の案内者にたのむ, 屋島の~せよ/盛衰記 42」
じんじょう【晨朝】〔「しんちょう」「じんちょう」とも〕(1)六時{(1)}の一。 昼を三分した最初の時間。 ほぼ現在の午前六時から一〇時頃。 また, その間に行う勤行。(2)「晨朝の鐘」の略。「はや引き渡す山かつら寺の~告げ渡れば/浄瑠璃・二つ腹帯」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.